= 激甘 [貴方色] =









は桜色だな」



突然ボソッと呟いた冬獅郎さんの言葉にあたしは本から視線を外す。



「桜色……白……菜の花色……若竹色…………やっぱ桜色か」



あたしの視線に気づくコトなく呟き続ける冬獅郎さん。



思わずクスクスと笑ってしまった。



「あ?何か面白いコトでもあったのか?」



自分のコトだと気がつかない冬獅郎さんは、何とも不思議そうな顔をしてみせる。



「冬獅郎さんの独り言が多いから、思わず……ネ?」



「あぁ……わりぃ」



「いえいえ、それより何を考えていたのですか?」



そう尋ねると冬獅郎さんがジーッとあたしを見つめた。



のイメージカラーについて」



「はい??」



「今日、松本が は群青色のイメージだって言ってたんだよ」



「群青ですかぁ……。ちょっと違うと思うのですがぁ」



「そうだろ?で、オレは桜色だと思うんだが」



「え〜?そんな可愛らしい色じゃないですよ」



あたしはヘラッと笑って答えた。



「じゃぁ何色だ?」



「う〜ん……。白ですかねぇ」



「白……?」



あたしの言葉に首を傾げる冬獅郎さん。



どうやら納得がいかないらしい。



「空に浮かぶ雲みたいにフワフワ〜な白です〜」



「フワフワが白なのか?」



「違います、雲ですよぅ」



そう言って頬を膨らますと、冬獅郎さんがククッと笑った。



「解ってるって。ま、白も悪くはないな」



「ですよね〜。それに白だと染めて貰えるじゃないですか」



「染める?」



「ハイ v 冬獅郎さん色に染めて貰えるです〜」



そう言って微笑んだら、冬獅郎さんがギューッとあたしを抱きしめてくれた。



「ホントに可愛いヤツだな。いいぜ?」



「え?」



が望むなら、身も心も……全て染めてやるよ」



ソッとあたしの頬に手を添える冬獅郎さん。



「その代わり、後で後悔すんなよ?」



「後悔、ですか?」



「一度オレの色に染まったら、二度と元に戻れねぇからな」



あたしは冬獅郎さんの言葉に軽く口づけをした。



「それでもイイです。冬獅郎さんの色に染まるなら、本望ですから v 」







大好きな人の色に染まるなら、それはとても素敵なコトで。



だから、あたしは後悔なんてしないんです。



それに……冬獅郎さんの色に染めて欲しいから『白』でありたいと思ったんですから。







「いっぱい、あたしに色を付けて下さいネ v 」



























Fin.

























[かりん様へ捧ぐっ!!!!]








相互リンクお礼夢としてかりん様に捧げますっ!!!

『甘甘、内容自由』というコトでしたが、如何でしょうか??

甘くなってます??

大丈夫ですか???

もう自分じゃどれが甘いのかサッッッパリ解らないのです〜(T-T)

しかもスイマセン。

めっちゃ短いですよね。。。



こんなんでOKでしたら、是非お持ち帰りしてやって下さい。





これからも、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m





お持ち帰りはかりん様のみとなります。







2006.01.22 結城ソラ





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結城様、こんな素敵夢、ありがとうございますvv

すっごく甘いですvv

かなり萌えですね!

思わず顔が怪しくニヤケてしまいました(笑)

いえいえ、短いだなんてとんでもございません。

大満足ですvvもうお腹いっぱいなぐらい(笑)


本当にありがとうございます!

ありがたく持ち帰らせて頂きますvv


2006/1/23  かりん


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